強烈な異彩を放ち、あっというまにこれまでの音楽を過去のものに変えてしまう。
まさに今、時代を塗り替えている注目のアーテイストによる楽曲をご紹介。
Love$ick feat. A$AP Rocky / Mura Masa
20歳のイギリス人音楽プロデューサーAlex Crossanによるソロプロジェクト「Mura Masa」がA$AP Rockyを迎えたコラボワーク。Mura MasaはA$APとのコラボに相当な気合を入れたと伺えるのが、この楽曲はビートルズのスタジオのある「Abbey Road」で制作されたことで分かる。
Theme / Acid Arab
アシッドハウスと中東音楽(アラブ)を交差させた独創的なハイブリッドサウンドがすごい。グイド・ミニスキーとエルヴェ・カルヴァーロの2人のDJを中心としたプロジェクトでパリを中心に活動。
All Around The World feat. Desiigner / Mura Masa
前述のMura Masaが2016年にPandaで大ヒットを出したDesiignerを迎え、最強タッグで生み出された楽曲。シンプルで静かなトラック内で流れる笛の音?とDesiignerのラップの融合が心地よい。
Panda / Desiigner
前述のDesiignerによる2016年のスマッシュヒット曲。白のBMWの四駆「X6」がパンダに見えるという独特なリリック。この曲でカニエ・ウエスト主宰のレーベル「G.O.O.D.Music」と契約をした。ファッションブランドのBAPEがリリックに出てくるのも面白い。Panda、Panda、Pandaと繰り返すブリッジは知らない間に口ずさんじゃうかも。
Someone That You Love / Jarreau Vandal
アムステルダムを拠点に活動するDJ Jarreau VandalがOlivia Nelsonを迎えたコラボワーク。心休まるメロディは何回聴いても飽きない。今年の8/5から東京・渋谷のWOMBでスタートする『SUNNY SIDE UP』にも出演する模様。
Drum / MØ
Major Lazerとの”Lean on”で日本でもいっきに知名度を上げたMØの隠れた名曲。
Yo Chavez / Yussef Kamaal
ロンドン発のジャズ・プロジェクト、ユセフ・カマール。メンバーのユセフ・デイズが4月に来日しビルボードでライブを行っており、日本でもファンが増加中。
ジャズ・ファンクをインスピレーションにしつつも、なんとも表現できないボーダレスな音楽にうっとりです。
Paris (Sam Tiba Remix) / Kohh
東京都北区王子生まれのラッパー。24歳。シンプルで適当で普通では考えられないめちゃくちゃなラップが聴く人をはまらせる。宇多田ヒカルのアルバム「Fantome」にコラボ登場したり、パリで行われたファセッタズムの2017年春夏メンズコレクションにモデルとして登場するなど多彩。昨年8月に王子で行われたライブの第二幕はすごかった。
Working Poor / Fantastic Negrito
今年のグラミーで「ベスト・コンテンポラリー・ブルーズ」部門に輝いたファンタスティック・ネグリート。もともと麻薬の売人という異色の人生。ギリギリと声を絞り出すような歌声と豪華なビートが気持ち良い1曲。
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