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【ライブショートレポは説明文をスクロール🔽】 日々ライブハウスを駆け巡る、AWA MOSH PITクルーが毎月素晴らしかったアクトをライブレポと一緒にお届け🔥 2022年4月もAWA MOSH PITクルーは多くのライブをチェック。その中から36アクトをピックアップ! 一日も早く制限なく皆でライブを楽しめる日々が戻ってくることを願い、ライブハウスやアーティストへのエールも込めて、今月もこのプレイリストをお届けします。 ライブレポから当日の熱気やバンドの魅力を感じてもらえたら嬉しいです☺︎ 📝AWA MOSH PITクルー ライブレポ 4/3(日) the pullovers@下北沢MOSAiC :下北沢2会場で開催の新サーキットフェス『Tokyo Zero Circuit 2022』にthe pulloversが登場。ライブはバンドの原点といえる楽曲「うみべの男の子」でスタート。ノスタルジックな世界観に引き込むと、続く「けだるい」では"心地良いけだるさ"を音で表現して魅せる。Vo.Cettiaが出会いと別れにぴったりな曲と話した「儚い」「蹂躙」と疾走感ある曲を続けるが、どの曲もバンドのグルーヴが良くて力強さもヒリヒリする感じも伝わってくる。そして圧巻は「あふれる」。『傷つくくらいならひとりでいたほうがいい?』と問いかける歌詞から始まるこの曲に見事涙腺をやられてしまった。ライブ全体を通しての強弱も、1曲の中での強弱も、その表現力に思わず唸ってしまうアクトだった。 4/3(日) yutori@下北沢MOSAiC :開演前からMOSAiCに人がなだれ込む。yutoriというバンドの注目度の高さを感じるライブは「ショートカット」で開演。ヒリヒリする質感の楽曲に、ときに巻き舌も交えたロックボーカルが絡み合う感じに痺れる。かと思えばミドルバラード「午前零時」では繊細な歌声を響かせる。喉の奥から声を絞り出すような表現も巧みで、Vo.佐藤古都子の表情豊かなボーカルが冴えわたる。あいにくの天気だったこの日。ライブ最後に披露されたのはサビ最後に突き刺さる "心模様は雨" のフレーズが印象的な「君と癖」。秘めたるポテンシャルは折り紙つき。yutoriのこれからの活動も楽しみだ。 4/3(日) Leica@下北沢近松 :サーキットフェス『Tokyo Zero Circuit 2022』の下北沢近松に登場したLeica。「道標」「感情論」「独白」と攻めのセトリでライブが進んでいった。細かいギターのカッティング、グルーブのあるベース、跳ねるドラム、そこに力強いGt.Vo.カワサキシオリの力強い歌声が重なり、フロアの熱気も一気に沸き上がった。最後も攻めの姿勢を変えず「春一番」でライブは幕を閉じた。キャッチーなメロディーでありながら、テクニカルな楽曲、ライブだからこそその音圧をリアルに感じることができた。 4/3(日) ORCALAND@下北沢近松 :サーキットフェス『Tokyo Zero Circuit 2022』の下北沢近松に登場したORCALAND。ステージもフロアも盛り上がる準備は万端の中、ライブのスタートの合図にピッタリな「3.2.1」から始まった。大きな声で音楽への愛を歌い、そしてその愛を届けることに全力投球の熱いライブは、一度観ると抜け出せなくなること間違いないだろう。この日のセトリのラストは「やってらんねえ」で見事"優勝"を果たした。いつかまた"音楽で乾杯を"! 4/3(日) 声にならないよ@下北沢近松 :サーキットフェス『Tokyo Zero Circuit 2022』に声にならないよが登場。鍵盤の音色のSEが流れて5人が登場。1曲目「あの日のふたり」の歌い出しから、Vo.若宮めめの歌声の圧倒的な透明感に驚かされる。そこから「sumire」「とめどない」と一気にアップテンポな楽曲を投じ、フロアの一体感を高める。特に「とめどない」は繊細ながらもリズミカルな鍵盤の音色が際立ち、ライブで真価を発揮していた。後半は新曲「どうせ終わってしまう恋ならば」、鍵盤ソロを挟んで「眠れない夜に君の前で」とバラードを続ける。『もしかしたら1年後バンドをやめてるかもしれません。5年後あなたはそこにいないかもしれません。これから先に"絶対"はなくて…だからこの瞬間に歌を歌っています。』そう話し、代表曲「soundless」に思いを託すように歌い上げ締めくくった。 4/3(日) Organic Call@下北沢MOSAiC :下北沢の新たなサーキットフェスで、オガコが初ライブを行ったMOSAiCのステージにあがる。4人で顔を合わせ、呼吸を合わせて1曲目は最初期の楽曲「さよならユートピア」。彼らの熱いロックがすぐにフロアを包み、観客はみな拳を高くあげる。『ロックバンドは好きですか?』そうフロアに問いかけると続くは「愛おしき日々たちへ」。その問いかけにもはやイエスとしか言えなくなるパフォーマンスで圧倒すると、瑞々しいギターの音色が心地いい「眠れない夜には」につなぐ。オガコらしい力強さだけでなく、眠れない夜を過ごす全ての人に寄り添ってくれるロックナンバーはライブで真価を発揮する。この日の締めくくりは「海の見える街」。ライブではVo.平田が必ず『好きなら離れんなよ!!』と熱いメッセージをくれる。前進あるのみ、そんな想いをひしひしと感じるアクトだった。 4/3(日) クレナズム@下北沢MOSAiC :『Tokyo Zero Circuit 2022』トリを務めたのはクレナズム。4人で一斉に最初の一音を鳴らすと『福岡クレナズムです!よろしくお願いします!!』とVo.萌映が声を上げ、オープニングは「白い記憶」。シューゲーザーサウンドに爆音、透き通る歌声のコントラストでフロアを掌握。そこから一気に「積乱雲の下で」「ひとり残らず睨みつけて」とクレナズムの中でもキャッチーな2曲に繋げるが、ライブだとロック感が増し、会場では常に拳が上がる状態に。ポエトリーリーディングがあったり楽曲のバリエーションも豊かであるが、随所で演奏力の高さが光る。鳴らされる音すべてが心地いい、そんな感覚。ラストの「青を見る」はアカペラパートの美しさに聴き惚れ、その直後に鳴らされる爆音に鳥肌が止まらなかった。本編終了も鳴り止まない拍手。急遽披露したのは「酔生夢死」。圧巻のステージングでサーキットを締めくくった。 4/7(木) climbgrow@渋谷Spotify O-Crest :Hakubi「巴・粉塵爆発ツアー」に登場した滋賀出身ロックバンド・climbgrow。リリースしたばかりのミニアルバムの1曲目「麗日明白」でライブはスタート。Vo.杉野泰誠のしゃがれた歌声とどっしりとした演奏からロックンロールをバチバチに感じる。「革命歌」ではサビで観客の拳が突きあがり、"革命を起こす日だ"の歌詞前にぼそっと「O-Crest」と差し込むのが憎い。『ロックンロール好きですか?エブリバディ。今から好きにさせますよろしくお願いします!』その言葉の通り、終始観客を熱きロックンロールで翻弄するアクトだった。選曲は「未来は俺らの手の中」「ラスガノ」といった人気曲の中でも、存在感を放っていた新曲「MAYBE」を。 4/7(木) Hakubi@渋谷Spotify O-Crest :「巴・粉塵爆発ツアー」渋谷公演。日本各地のバンド&ライブハウスとの絆を確かめてきたこのツアー。気合いが入りまくっているというVo.片桐の想いに共鳴するように、1曲目の「辿る」から観客たちの拳が力強く上がる。『楽しすぎて声帯がどっかいった』と話すこの日の片桐は喉はきっと100%ではなかった。それでも全身全霊で音を鳴らし、観客ひとりも置いていかない姿勢に涙腺が刺激される。『SNSやサブスクで流れるのは全部過去だよ!いまここが本物だ!!』ロックバンドの雄姿を見せつけたライブは、初期からの代表曲「光芒」で締めくくるのだった。 4/11(月) 輪廻@Shibuya eggman :『harue 2nd EP Release Event 『白い春』リベンジ』のトッパーで登場した輪廻。シンプルでありながら一度聴いたら忘れられないキャッチーなメロディーに心躍るライブアクトだった。前回ライブを観た時よりも確実に演奏が上手くなっていて、すごい成長を感じることもできた。Gt.Vo.双葉のMCでこの日の対バンのgoomieyののGt.Vo.平山 舞桜さんと従妹だと知った、というほっこりエピソードも心が和んだ。明るく元気な輪廻のライブ、また楽しみだ! 4/11(月) 月追う彼方@Shibuya eggman :『harue 2nd EP Release Event 『白い春』リベンジ』の2番手で登場した月追う彼方。疾走感のあるロックナンバーから、激しくも哀愁のあるロックナンバーまで、セトリの幅の広さを感じた。特に「温色」でのGt.Vo.しほとBa.Cho.かおりの歌声のハーモニーは心に響くと同時に心をすっと綺麗にしてくれるように感じた。 4/11(月) goomiey@Shibuya eggman :『harue 2nd EP Release Event 『白い春』リベンジ』の3番手で登場したgoomiey。Gt&Vo平山舞桜の歌声はいつ聴いても心の支えになってくれるように、歌詞の一つ一つも心に響く。goomieyというバンドは、いつでも元気と笑顔が貰える前向きにしてくれるバンドなので、是非ライブハウスで元気と笑顔を貰って欲しい。 4/11(月) harue@Shibuya eggman :『harue 2nd EP Release Event 『白い春』リベンジ』のトリで登場したharue。一度延期になった後に迎えた今日のライブ企画。リベンジということでいつも以上にエネルギーに満ち溢れたライブアクトだった。青春パンクや疾走感のあるロック、真っ直ぐで力強い演奏にVo.Gt. 円Doの伸びのある歌声がライブハウスを湧き上がらせる。ステージの上でのパフォーマンスも、メンバーそれぞれの個性が際立つ目でも楽しませてくれた。筆者としてはVo.Gt. 円Doのパフォーマンスのレベルがものすごく上がっているように感じた。見事なリベンジを果たしたharue、夏のツアーが今から楽しみでしょうがないとライブハウスからの帰り道に思うようなライブだった。 4/14(木) 忘れらんねえよ@渋谷Spotify O-EAST :時速36kmのツアーに忘れらんねえよが登場。『渋谷のロックンローラーのみなさん全部受け止めてもらってもいいですか!!』そんな一言から1曲目は「バンドやろうぜ」。熱すぎる対バンの幕開けに相応しすぎるロックナンバーだ。『時速36km、さあバンドやろうぜ!!』この一言から序盤はど真ん中ロックでフロアを圧倒する。「ばかばっか」では時速36kmのVo.仲川慎之介がビールを持って登場し、柴田がそれを飲み干すシーンも。そこから中盤には泣きの楽曲を並べて緩急をつけ、「この高鳴りをなんと呼ぶ」で再び熱量を戻し、大熱狂でライブを締めくくった。 4/14(木) 時速36km@渋谷Spotify O-EAST :この日のVo.仲川慎之介はいつもと違った。高校時代からずっと憧れてきた先輩との対バン。いつもと同じであるはずがない。曲終わりにサンキューセックスと呟いたり、MCで忘れらんねえよへの愛を語ったり。ダイブしてきた柴田をいちファンとして支えていた立場から対バン相手になったのだ。その喜びと高鳴りが演奏の熱量としても現れる。そんな仲川をメンバーが温かく支えるように演奏する姿にもグッとくる。「素晴らしい日々」をはじめ、音源とアレンジをがらりと変えて披露した楽曲がどれも素晴らしかった。アンコール最後は「夢を見ている」。夢が叶ったその日にこの曲で締めくくる…ロックバンドのロマンを堪能できるアクトだった。 4/17(日) kalmia@下北沢SHELTER :『KNOCKOUT FES 2022 spring』下北沢SHELTERのトッパーで登場したkalmia。KNOCKOUT FESのトッパーを任されたことは一生忘れないという意気込みを感じる勢いのあるライブアクトだった。kalmiaの楽曲には、力強さの中にある繊細さを感じられる。そのバランスがとてもよく、歌詞の一つ一つが心に響き、そしてサビではフロアに拳が付き上がり、トッパーとしてライブハウスを熱くさせてくれた。 4/17(日) 35.7@下北沢CLUB 251 :『KNOCKOUT FES 2022 spring』でCLUB 251のステージに35.7が登場。ライブ開始直後からVo.たかはしゆうの歌声が観客を引き込む。声を震わせて楽曲の主人公の感情をみごとに表現。そこから「うそうそほんと」で疾走感あるロックへ。パワフルな歌声でフロアには多くの拳が上がる!新メンバーさくや(Ba.)を紹介してから、「たとえ間違ったって肯定してくれる人を大切にしよう」というメッセージを添えてから「すももドロップ」を披露。この曲も先述した震える歌声を駆使して緩急でグッと引き込み、ライブでより魅力的になっていた。メンバーの演奏も非常に安定しており、これからの活躍にも期待しかない。 4/17(日) chef's@下北沢SHELTER :『KNOCKOUT FES 2022 spring』下北沢SHELTERに登場したchef's。キャッチーなメロディーでありながら、ギターとベースのユニゾンなど細かい技術が散りばめられていて、楽曲のレベルの高さを感じた。そして、可愛らしくも透き通るGt.Vo.アヤナの歌声が乗り、一気にchef'sの世界に引き込まれていく。またライブハウスでchef'sの #おいしいおんがく を楽しみたい! 4/17(日) リスキーシフト@下北沢SHELTER :『KNOCKOUT FES 2022 spring』下北沢SHELTERに登場したリスキーシフト。「2002」からライブがスタート。KNOCKOUT FESは3度目の出演となり、全てを観てきた筆者としては、出演するごとにライブとしての完成度が高まっていることに嬉しさを感じた。1st mini album『montage』をリリースし、ますます今後の活躍が楽しみになった。 4/17(日) ES-TRUS@下北沢ReG :『KNOCKOUT FES 2022 spring』下北沢REGに登場したES-TRUS。この日、ES-TRUSにとって、初めてのKNOCKOUT FES出演となった。Vo.kyokaの力強く伸びやかな歌声とパワフルな楽曲が、ライブハウスを熱気に包む。特に「篝火」のときのステージとフロアの盛り上がりは凄かった。Vo.kyokaのMCで"サーキットフェスだから浮気心があってもいい、それでもあなたを振り向かせる"という言葉の通り、強い意志を感じるライブアクトだった。 4/17(日) チョーキューメイ@下北沢ReG :『KNOCKOUT FES 2022 spring』に出演した2020年結成4人組バンド、チョーキューメイ。鍵盤の音色が鳴り、ライブは最新曲「She Side Blue」からスタート。曲名に合わせたブルーの照明も楽曲の瑞々しさを増幅させ世界観に引き込むと、Vo.麗が楽器をギターからなんとバイオリンに持ち替える。バイオリンの音色ががらりと雰囲気を変え「白い坂道をくぐったら」へ。カントリー調のリズムが心地よい。楽曲はトリッキーな部分も多いが、グルーヴはしっかりしている。最後はドラマ主題歌に抜擢された「3月の花嫁」で締めくくり、秘めたるポテンシャルの高さを存分に感じさせるアクトだった。 4/17(日) レベル27@下北沢ReG :『KNOCKOUT FES 2022 spring』下北沢ReGのトリを務めた、レベル27。「誰かの綺麗事」からライブはスタート。ツインボーカルのハーモニーが心地よく、キャッチーなリフとメロディーに心も体も躍る。「ロックンロールなんてどうでもいい」の疾走感にフロアに拳が突きあがる。ステージ上、横一列に並んだ3本のギターと1本のベース、観ても聴いても楽しませてくれるロックを響かせてくれる。 4/20(水) anewhite@下北沢シャングリラ :TRUST RECORDS & D.T.O.30. & TONIGHT RECORDS presents「FROM YOUTH TOUR 2022」の下北公演にanewhiteが登場。ライブは「怪獣と光線銃」で開演。鍵盤だけでの歌い始めから壮大になるバラードで引きつけると、ファンにお馴染みのイントロが流れ「カヤ」に繋ぐ。待ってましたとサビでは観客みな拳をあげ、一体感が一気に増す。「オールドスクール」ではVo.佐藤佑樹がギターを置き、より観客に近づいて歌うなど、楽曲の幅が広がりライブパフォーマンスにも進化を感じられた。最後はギターリフが癖になる「ソワレの街で」。メロで手拍子、サビで拳という最高の盛り上がりでライブを締めくくった。 4/20(水) 黒子首@下北沢シャングリラ :3レーベルによる企画「FROM YOUTH TOUR 2022」に黒子首が出演。1曲目「Champon」は黒子首にとってコロナの窮地を救ってきた楽曲。ライブで研ぎ澄まされたアレンジで魅せる。Dr.田中そい光の相変わらずのMCの後は、「チーム子ども」「熱帯夜」「時間を溶かしてお願いダーリン」と続けるがこの3曲が同じバンドのサウンドとは思えないほどの振り幅で、このバンドの度量の広さを見せつける。「Driver」はこの日もライブハウスをダンスフロアに変えた。2組欠席で持ち時間が増えた分、「戻ろう」などライブ久々の楽曲も披露。ラストはVo/Gt堀胃あげはがハモニカを高らかに鳴らして「前日譚」へ。ギターのカッティングが音源とは比べられないほど心地いい。"魂のひとつ震わせてみろよ"という歌詞に心奪われ、震えるほど痛快なアクトであった。 4/20(水) moon drop@下北沢シャングリラ :3レーベルによる企画「FROM YOUTH TOUR 2022」のトリを飾ったのはmoon drop。『今日出れんかったアイビーカラーとねぐせ。の分まで真正面から歌いに来ました!よろしく!!』とVo.浜口飛雄也が高らかに宣言し、ライブは疾走感あるロックナンバー「君に捧ぐ」でスタート。マイクの向きを変えてフロアの至るところに歌を届ける姿が印象的。繊細な歌詞のラブソングでここまで拳が上がるのもムンドロのライブの大きな特徴である。『ふたりだけになれる世界があるなら誰を連れていきますか?』そう観客に問いかけてから披露した「リタ」はライブのいいアクセントに。この日の最後「ex.ガールフレンド」は歌詞にない言葉をがんがん差し込みロックの熱量を増幅させる。ライブで体感するべき楽曲だ。アンコールでは「水色とセーラー服」でフロアに夏の香りを残してイベントを締めくくった。 4/24(日) Atomic Skipper@渋谷O-Crest :4人で向かい合って声を出し心をひとつにする。「星降る夜」で熱狂のステージが開演。1st EP「KAIJÛ」のリリースツアーということでEPから全曲、さらにこれまでのAtomic Skipperの歴史を辿るようなラインナップのセトリ。代表曲「ロックバンドなら」や「戦いの果てに」などライブハウスで戦い続けてきたバンドが歌うからこそ説得力がある曲たちに胸が熱くなる。アンコール含め全24曲中、バラードの2曲以外ほぼ全曲で観客の拳が上がっていてそうそう体感できない空間だ。どこまでもまっすぐに爽快にロックシーンを突き進むAtomic Skipper。終演後すぐにまたライブハウスで会える日が待ち遠しくなる、そんな魅力に溢れたライブだった。 4/24(日) aioi@赤坂navey floor :『navey floor pre. Pool Side』のトリを飾ったスリーピースピアノポップバンド、aioi。ドラムとベースのグルーブに、迫力のある鍵盤の音色、そこに透明感のある歌声が乗り、とても透き通った世界観に引き込まれた。フロアと一体感を生むゲームも楽しく、ライブでしか味わうことができない時間だった。この日のアンコール「X」でライブは締めくくられた。 4/28(木) SPRINGMAN@渋谷eggman :『心臓爆発日和-SHIBUYA47-』に出演したSPRINGMAN。どこか哀愁を感じるロックナンバー「さよなら北千住」は、聴いていて懐かしい気持ちになった。キャッチーなメロディーに渋い歌声、サビは一緒に口ずさみたくなる。『murffin AUDITION 2021-2022』グランプリに輝いたSPRINGMANの今後がとても楽しみだ。 4/28(木) MOCKEN@渋谷eggman :『心臓爆発日和-SHIBUYA47-』のトリを務めたMOCKEN。拳を突き上げる熱いロックナンバーから、しっとりメロディーを聴かせるロックナンバーまで、幅の広さを感じるセトリ。ツアーのタイトル『君とゼロ距離になりたい』の言葉通り、ステージとフロアの隔てを超えて音楽を届けてくれた。 4/30(土) Midnight 90's@下北沢MOSAiC :『KNOCKOUT FES 2022 spring』の後夜祭イベントに下北沢ロックバンド Midnight 90'sが登場。ライブは「出会いは環状線で」からスタート。ギターが前面に出ながら浮遊感を感じるロックサウンドが心地いい。続く「ビギナーズラブソング」ではまっすぐなロックサウンドがフロアに広がるとサビで観客みな拳を上げて盛り上がる。どの楽曲もグッドメロディで、4ピースならではの音の強さも兼ね備えている。「迷子のまま」のようなノスタルジーを感じる曲にもグッとくる。最後は疾走感ある「本当の音」でフロアを熱くして締めくくった。今後の活動にも注目したいバンドだ。 4/30(土) リュックと添い寝ごはん@日比谷野音 :『若者のすべて -YOUNG, ALIVE, IN LOVE MUSIC-#3』のトッパーで登場したリュックと添い寝ごはん。前日が雨で当日の天気がどうなるか不安だったが、見事なまでに快晴で迎えられた野音。前に初めて出演した野音は雨だったから、初の快晴の野音にメンバーのテンションが高まっているのが感じられた。「あたらしい朝」の歌詞の中で"雨があがって晴れた朝、毎日を愉快に暮らそうよ、光る未来は晴れのなか、あたらしい朝がくる"とあるが、まさにその言葉通りの1日のスタートとなった。 4/30(土) Atomic Skipper@日比谷野音 :『若者のすべて -YOUNG, ALIVE, IN LOVE MUSIC-#3』で初の野音のステージに立ったAtomic Skipper。「ロックバンドなら」からライブがスタート。Vo.中野未悠の"君に歌っている"というMCのとおり、音と言葉のひとつひとつに心を込めて届けてくれる。その思いを野音にいるみんなが共有し、拳を突き上げて応える光景は、ロックバンドのライブならではだと感じた。 4/30(土) KALMA@日比谷野音 :『若者のすべて -YOUNG, ALIVE, IN LOVE MUSIC-#3』に登場したKALMA。ライブの1曲目「SORA」の途中に機材トラブルが発生したが"トラブルも含めてライブでしかできない、だから今日も一番おっきい声で歌います"のMCのとおり、ライブでしか目撃できないことも含めてKALMAが全力でライブをしにきていることが伝わった。セトリの最後は「これでいいんだ」で締めくくられた。何年経っても思い出してしまう、そんな1日になった。 4/30(土) Maki@日比谷野音 :『若者のすべて -YOUNG, ALIVE, IN LOVE MUSIC-#3』に登場したMaki。リハーサルのサウンドチェックから、野音の熱量は高まり、「平凡の愛し方」でライブがスタート。時間帯的にはちょうど陽が傾き始めた頃。Vo.Ba.山本響のMCで"1日を振り返る時間、夕暮れ時が一番好き、そんなゴールデンタイムを任せてもらえて嬉しい"の言葉はピッタリだった。序盤は攻めのセトリで、「斜陽」を2回連続で演奏したり、終盤は夕暮れ時に合ったしっとりとしたセトリを披露。ライブハウスからという根底は変わらず、どこで演奏してもカッコいいのがバンドマンなのだと改めて感じた。 4/30(土) Hakubi@日比谷野音 :『若者のすべて -YOUNG, ALIVE, IN LOVE MUSIC-#3』も残すところあと2組となった。野音が夜に包まれ始める頃、Hakubiが登場。野外の夜がとてもよく似合っていた。Vo.Gt. 片桐の力強い歌声が野音に響き渡り、ライブハウスとはまた違ったHakubiの姿を見せてくれた。野音のステージでの表現力の凄さに圧倒されるライブアクトだった。 4/30(土) FOMARE@日比谷野音 :『若者のすべて -YOUNG, ALIVE, IN LOVE MUSIC-#3』の出演者の中で最年長のFOMARE。野音は初出演ながら、このイベントのトリとして1日の締めくくりを見事に飾ってくれた。「愛する人」の歌詞の"当たり前だった毎日"が戻ってくるように思えた時間だった。さらにアンコールで「君と夜明け」を披露。この日この場所に来た全員のことを正解にしてくれたライブだった。この続きはまたライブハウスで、みんなで。
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