「あ~!あったあった!」って思われたらマシ!
「全く、1ミリも覚えがない...」となっても不思議ではない……そんな作品の数々 😅
でも、いい曲ばっかなんだよ!聴いてね 😊
さぁ、供養だ!なんまいだぶ、なんまいだぶ……
①『119』(94年)……俳優 竹中直人の『無能の人』に続く監督第2作。赤井英和、鈴木京香、浅野忠信、真田広之等、豪華キャスト&カメオ出演。
海辺の田舎町の消防署を舞台にした、ほのぼの人間模様。
音楽は、日本の《キング・オブ・ロック》忌野清志郎と元「古井戸」の加奈崎芳太郎。
②「パ★テ★オ」(92年)……「楽しくなければテレビじゃない」のフジテレビ製作。
今の、テレビドラマの結末は劇場で...という『劇場版~』とか『~ the movie』のひな型的なメディア・ミックスドラマ。
9月と10月にスペシャルドラマを放送し、11月に劇場版を公開する流れ。
当時は実験的で意欲的なプロジェクトだったが、単発のドラマでは、企画が浸透するまではいかず、視聴率、興収共に振るわない結果になった。
しかし この失敗を教訓に、なまじ人口があり 世界一高い入場料を取る、ドメスティックな日本映画市場は、確実な興行収入を確保する為に、3ヶ月のTVシリーズ本放送が結果 番宣になる『~the movie』『劇場版~』で内向きに収益を得る方法を選びだします。
このことは 独立した映画本編というアイデンティティを手放す事になり、世界の映画芸術から徐々に後れを取る事になる……と、わちきは 感じました とさ。
映画は、謎の宝石《パテオの赤いバラ》💎をめぐるサスペンス・ミステリー。
主演は、菊池桃子、加勢大周、保坂尚輝、また、アジアのアクションスター 元JACのシンシア・ラスターこと大島ゆかりも出演されてます。
③『月はどっちに出ている』(93年)……WOWOWの『J MOVIE WARS』の短編ドラマを、同じく 崔洋一 監督で劇場版に新たに撮り直した。
主演は、岸谷五朗( ドラマ版は石橋凌 )、ルビー・モレノ。在日朝鮮人 タクシー運転手の人間ドラマ。
憂歌団は、エンディングテーマ。
④『ベル・エポック』(98年)……逢坂みえこの漫画原作。雑誌編集部を舞台にした女性ドラマ。
主演は、石田ひかり、鈴木京香。
⑤『EAST MEET WEST』(95年)……岡本喜八 監督、念願の企画!
サムライ( 真田広之 )とニンジャ( 竹中直人 )が力を合わせ、西部でガンマンと対決!
三船敏郎の『レッドサン』の様に娯楽アクション・ウエスタン・時代劇に……ならなかった...残念ながら。
期待して観たのだが、全く盛り上がらず、真田広之の見せ場も乏しい…
製作費が足りなかったのか…
……残念だ。撮り直して欲しい...
⑥『宇宙の法則』(90年)……井筒和幸 監督作品。世界初、コダックのデイライトフィルムを使用した映画。
(晴天下の太陽光のもとで、正しい発色をするタイプのフィルム。色温度が合わない蛍光灯の光では、緑がかり、タングステン光の元では、赤みが強く写ります。)
尾州の方が個人調達で資金を集め映画化。尾州の機屋(はたや)の後継者、廃業等を背景に、都会で成功した主人公( 故 古尾谷雅人 )が、父の急死で故郷に戻る事になる……
⑦『大失恋』(95年)……遊園地を舞台にした8つの失恋の話 💔
監督は『ゴジラ』シリーズの大森一樹。
加藤雅也、鈴木京香、西島秀俊、中谷美紀 等オールスター・キャストの群像劇。
なんと あの《誠意大将軍》羽賀研二 も出てる!
⑧『陽炎』(91年)……《白戸家のお母さん》樋口可南子 主演、巨匠 五社英雄 監督作品。
昭和初期を舞台にした《任侠の女たち》、岩下志麻、かたせ梨乃 も出てるしね。
ポスターは生頼範義 先生!《スター・ウォーズ 帝国の逆襲 等 世界的なイラストレーター》
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