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むー の《触発される音楽たち》特別篇 「芸術とは、盗むことだ」by パブロ・ピカソ

Playlist byむー

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10
  • 2020.07.30
  • 31:13
  • 8曲
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説明文

ここまで来たら、とことん逝きますか! 行くぞ、訴訟シリーズの特別篇!vol' 4 ! 骨訴訟症! ①② 『ダニー・カリフォルニア』(06年) & 『メアリー・ジェーン 最後のダンス』(92年) アメリカのラジオDJのダン・ガフニーから、類似の指摘がありましたが、トム・ペティはこう語っています。 「そもそも、ロックは どれもこれも似たり寄ったりだ。チャック・ベリーに聞いてみな! いまさら、俺たちがポップ・ソングを巡って争わなくても、この国は十二分に くだらない訴訟に溢れてるよ!」 だって! 兄貴、かっけー! ③④ 『サーフィン・U.S.A』(63年) & 『スゥイート・リトル・ シックスティーン』(58年) ザ・ビーチ・ボーイズの最初のヒット曲『サーフィン・U.S.A』。 ゴールド・アルバムを獲得した、同名アルバムからの一曲だけど、チャック・ベリーから盗作で訴えられた。 聴いてみれば明らかで、最早 替え歌のレベル。 逆に、同意を得てなかったのが不思議。 ザ・ビーチ・ボーイズのブライアン・ウィルソンは、インスピレーションを得て作ったのを認め (まぁ、あたりまえ...)、 よって、『サーフィン・U.S.A』のアルバムの最初のプレスには、作者 ブライアン・ウィルソンとなってますが、 次のペンシルベニア州スクラントンでのプレス以降は、作者にチャック・ベリーがクレジットされるようになりました。 最初のプレスは、貴重品ですね。 ⑤⑥ 『天国への階段』(71年) & 『トーラス』(68年) レッド・ツェッペリンは、スピリットとアメリカ・ツアーで同じステージに上がった事があるらしい。 2016年、《スピリット》のギター、故ランディ・カリフォルニアの遺産管財人のマイケル・スキッドモアから、著作権侵害で訴えられた。 『天国への階段』のイントロのアコースティックギターによるアルペジオ演奏が、『トーラス』の中の演奏部分を盗用した...と、訴えたのです。 レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジは、スピリットのファーストアルバムの所有は認めてますが、『トーラス』は聴いてない、と盗用を否定しました。 ジミー・ペイジは『天国への階段』をこう語っています。 「大作として書いた曲で、複数の違ったパートで構成され、複雑さとスピード感を増す事に、紐解かれていくようになっている。」 審理の際、ツェッペリン側の証人として出廷した《音楽学者》のローレンス・フェレーラは、 「『天国への階段』と『トーラス』に共通するのは、イントロ部分で半音ずつ下がっていく、マイナーコードの進行のみ。 しかもそれは、 300年前から使われてきているものだ」 と、「スピリット」側の主張を支える根拠が薄弱だと証言しました。 結果はレッド・ツェッペリンの勝利! 長い音楽の歴史は、個人の所有物では無いのです。 ⑦⑧ 『ステイ・ウィズ・ミー』(14年) & 『アイ・ウォント・バック・ダウン』(89年) 『アイ・ウォント・バック・ダウン』は、トム・ペティと ELO のジェフ・リン の共作。 サム・スミス側は、『スティ・ウィズ・ミー』の作者 サム・スミス、ジェームズ・ネピア、ウィリアム・フィリップスとで協議 「『アイ・ウォント・バック・ダウン』は、知らないけど、似ているのは認める」 結局、訴訟前にサム・スミス側が印税を 12.5% 渡す事で決着。 レッチリには大人の対応したトムさんも、LGBT には厳しかった 😌 トム・ペティはこう語っています。 「サム・スミスについてだけど、僕はこれまで彼に対して嫌な思いを持った事は、一度もない 長年、作曲活動してりゃ こんな事もあるさ。 普通は、スタジオから出る前に判明するもんだけど、今回は 出ていってしまった...っていう事だ。 音楽上のアクシデントという以外何物でもない」 と、語っています。 全く、似てる曲って 厄介ですね。 言い分は双方にあり、判断は聴いた方に委ねます 😊
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