嫌いな思い出と一緒に私の事を 忘れてよ 綺麗な思い出と一緒に私の事を 思い出して 秘密にしておいてあげる、 ずっとずっと言わないから 秘密にしておいてね、 あなたの秘密でありたいの 嗚呼、 もう着る筈もないと思っていた 制服姿の二十代前半女は、 一体全体、明日は笑って生きれるか 知らない男にされたキスの味が今も 離れない 知らない男にされた腕枕匂いで 泣いたの 顎が痛い、顎が痛い、顎が痛い、 風邪をひいた 本当はね、本当はね、あなたにね、 抱きしめられたいの 昼過ぎに起きる私はね、今も、 昔と、同じだから 朝、昼、晩、正しい、 あなたがとても眩しいの 顎が痛い、顎が痛い、顎が痛い、 風邪をひいた 本当はね、本当はね、あなたにね、 抱きしめられたかったの、 それだけでよかったのに、 よくなかった ああ、今、春の風、あたしの事、 どっか遠くへ