幹部は火炙り 団員拷問 その末謀殺 徹底的に破壊したのは仏王 フィリップ4世 覇権王国君臨する王がなぜ 一介騎士修道会を破壊したのか その真実は 伝説ではテンプル騎士たち ソロモン神殿宮跡で イエスの「聖杯」発見!? だがこれは真実を隠すための 隠語に用いたコード(暗号)である では聖杯の真実とは何か ローマ・カトリックが 今なお隠し通す真相とは AD.66 ユダヤの反乱 ローマ帝国鎮圧侵攻 その争乱期に神殿地下に 司祭が隠した 王家の系図 神が与えたもうカナン“ 約束”の地に 隆盛誇った王家の系図 古代イスラエル王国初の 統一王朝ダヴィデを祖とした 直系ソロモン 以下脈々と 続く王家の オフィシャル記録 系図の年代「BC.4」には イエスの御名が記されている 救世主“キリスト”イエスは 後世の捏造 ユダヤの王それが彼の実像 教会総出の改ざん工作 さらにはイエスと横並びの位置 つまり配偶者の欄には マグダラの名が記されていた 系図は途切れずさらに続き イエスとマグダラの下には 「バラバ」という名が記されている 天は御神の栄光を語る ベニヤミン族 アルカディア人 サリ族 メロヴィング朝 シトー修道会に カタリ派とバトンは繋がれた イエスの血脈その遺児たちは移り 変わる時代に合わせ周到にこれら 組織に守られてきた カタリ派から密命さずかる 九名の使徒は ソロモンの神殿地下からその 証ついに手に入れテンプル 騎士団創立 この証が白日の下にさらされた時 フランス王国カペー朝の権威など 容易く崩壊してしまう 血脈断絶 系図の消滅 騎士団破壊はこれが目的 パリで暴動市民の反乱 フィリップ逃れる騎士団本部に 動乱最中で偶然発見 宝物庫にある系図の存在 「Avez-vous vu quelque chose?」 「 Non…」 驚愕 戦慄 前後も不覚に夜も眠れずに王は決断 水面下で綿密な壊滅の計画進行 教皇抱き込み だが全団員拘束令が執行される 数日前に情報漏洩 一部の団員 イエスの血脈連れ出し逃亡 王令届かぬ スコットランドに亡命成功 この血脈は 21世紀の現代でもなお続き それを守る組織も 時代とともに名を変え地を変え 現代“今”も存続している サングリアルという 暗号の系図とともに