何を言えばいいのか わからない僕らは 今日という日を生きても タイムトラベラー いつからか周りを見渡せば 一人きりだけれど りんどうの花美しいまま 夕方のアーケード とぼとぼ歩けば 氷の世界とか 流れ始めてた いつまでもここにいてはだめと 急かされてはきたが 気がつけばほら元の木阿弥 夜更けに遠くにともる明かり 微睡の中ずっと見ている どこにいるのかも分からないままに 境界線は闇に溶けてく 周波数を合わせれば 流れ出すヒットソング 海を越える橋へ 近づいてきてる 東京タワーは今も 夜に輝く 急カーブを曲がれば 心も晴れてく 夢見てた大人になった君は どこまでもゆけるけど なんだかとても悲しそうだよ 夜更けに遠くを照らすあかり 目の醒めるような強い光 どこにいるのかも分からないままに 境界線は闇に溶けてく