静けさに飲み込まれた夜 冷たい風が胸をすり抜ける 揺れていた想いの欠片は どこか遠くで眠っている 迷いながらも信じていた あの日の輝きも消えて ただ残った冷たい影 響かない声のように 揺れなくなった心 凍りついたまま時が止まる 君のいない世界でひとり 答えを探してる 揺れていた頃の感覚は 今はただ手の届かない夢 壊れた時計の針のように 進むべき道を見失う 振り返るたびに浮かぶ景色 そこにあるはずの君の記憶 でも手を伸ばせば消えていく 心が揺れなくなった夜 透明な月が照らす道で 立ち止まる影ひとつ 進むことさえ忘れたまま 静かに息をするだけ 揺れなくなった心 凍りついたまま時が止まる 君のいない世界でひとり 答えを探してる 揺れなくなった心 それでもまだ灯りを待ってる もう一度だけ動き出せるなら 君といた場所へ戻れるかな