生命の樹

歌詞

「どうか 美しい世界になりますように」 一枚の葉っぱが　そっと呟く だけどちっとも変わり 映えしない毎日に 変えられない自分に　涙浮かべてる 「私には天使みたいな綺麗な 翼はついてない」って 嘆いているの それなら手を貸してよ 旅に出るんだ　仲間になろう 飛べなくたっていいよ 僕も一緒さ　歩いて行こう 祈りの夜に　その心の中 君が見つけてくれた 僕らは　隣同士の葉っぱ 自分の事で精一杯の毎日に なぜ誰かの幸せ　願えるのだろう きっと僕らを生かし続けている 生命の樹が 一枚一枚に　夢を授けたんだ 違いをも愛せるように、 手を取り合えるように、と 同じ夢を 僕らに手を貸してよ 旅に出るんだ　仲間になろう 翼の代わりに　この脚をもって 産まれ落ちたんだ 必ず帰ると　心に誓って 誰もが　送り出されたのに 僕らの生命の樹が泣いている 夢を忘れた葉っぱたちが 枯れ果てて落ちてゆく それでも僕らを生かそうと 生命の樹は 最後の力を振り絞って　呟いた ”大丈夫さ、 まだ世界は美しくなれる” ゆっくり舞い落ちていった葉っぱが 土に還ってゆく 祈りの声が　響き合ってゆく 「どうか 美しい世界になりますように」 僕らで手を取り合おう 一緒に帰ろう　仲間でしょう どうか知って欲しいんだ ずっとずっと　生かされていた事 魂の親に　ただいまを伝えなきゃ 想い出すんだ 光り輝く　生命の樹を 僕も君も　その一枚なんだ あぁ　どうか 美しい世界になりますように ”大丈夫、聴こえるよ 愛おしい祈りの声が” 僕らの生命の樹が きっと蘇りますように 魂の産みの親　その名前は エル・カンターレ 僕らはわかっていた また出逢える事 幾億年の時を 出逢いと別れ重ねたんだ たったひとりだって 決して見捨てやしない そのために強く 結んできたんでしょう　この絆を