あれ、なんで泣いてるんだろう 言葉にならない想いが頬を伝って 零れてく 見上げた夜空に浮かぶ 欠けた月の影にこの想いを 馳せていた 「ボクなんかに人は救えない」 心の奥から呟く声が聞こえた 臆病なもうひとりのボクを その言葉ごとぎゅっと抱きしめたよ その悲しみに暮れる顔が 温かい笑顔に変わった時 睫毛に残ってた涙の輝きが 魂に火を灯す このメロディはいつか描いた 涙を輝かす癒しの唄 僕がボクを愛せた時 初めて歌える 魂の歓びの唄 「ボクなんて消えてしまいたい」 耳鳴りのように届く幾つもの泣き声 ひとりひとり見上げた夜空 欠けた月の影が光を待ってる どんなに寄り添おうとしたって 同じ気持ちにはなれない、解ってる でも 僕の涙を差し出すよ 分かち合えないなら ふたり分の涙を このメロディよ、君に届け まだ間に合うかな、聴こえてるかい 君がキミを愛せたなら ここにいるよって 魂で叫んでほしい 朝 憂鬱な通学路 ヘッドフォンの中に 塞ぎ込んだベッドの上 布団の中に 月の影を照らせるのは君だけだよ 時間だって距離だって超えて 今 君に届け このメロディは癒しの唄 「聴こえたよ ほら、ここにいるよ」 世界中から魂の声が 連なって ハーモニーになるよ このメロディよ、世界に届け 君だけがもってる声で歌おう ひとりひとり見上げる夜空 満月を照らす太陽に憧れて 僕らの歌声で歩んでいこう どこまでも 魂のパレード