泣いていたあの子は最低な夢を見て この街の光の行く末を 知ろうとしていた どうして僕ら出会ってしまった? 名前のない想いは、答えをなくした いつも、どんな顔をしていたか なにも、思い出せなくなっていたよ 海へ向かう汽車が今通り過ぎた 向かう先の時間に僕達はいない 夜は明けてしまいそうだけど 今は気づかないフリしていて いつの日も僕らは 廃墟の中さまよって はりぼての空には 見飽きてきた星座が 静寂を知らない 猫を連れて飛び出した この街の光が永遠と思えないから 無くした日々のかけらと 交わした言葉の続きを 冴えない僕らの憂鬱は 誰にも気づかれないままさ いつの日も僕らは窓の外を恐れてた この街を光で 満たしてしまうのはなぜ? 泣いていたあの子は 目を閉じて夜を見た この街の光が永遠と思えないから