かすかな孤独で奇跡を望む 僕らの愛と悲しみが あなたの閉ざしたその窓辺にも いつかほのかに届く時 思いもかけない終わりも来ない 素敵な歌を心から 出来の良い夢を振りかざし 殺気づいた奴がまたひとり 道に倒れただけのこと 道に倒れただけのこと それを見ていただけのこと 開かずの扉がちらばる世界に まみれたままで焦げついた あなたの描きかけの絵葉書が いつか僕らに届く時 疑惑が解けない先も読めない スリルと歌を心から 逆撫でな愛を口にして しっかり燃えた奴がまたひとり 道に倒れただけのこと 道に倒れただけのこと それを見ていただけのこと 軽やかな風は 今日も気の利く皮肉を吐きながら 乾き切った地面さえ溶け出す 湿気を撒きながら 消えて行く <♪> かすかな孤独で奇跡を望む 僕らの愛と悲しみが あなたの閉ざしたその窓辺にも いつかほのかに届く時 朧げな記憶まで引きずり起こす 無敵な歌を心から 軽やかな風は 今日も気の利く皮肉を吐きながら 消えて行く