口から魂が抜け出して 僕はふわふわ空に浮かぶの 水たまりの中の青空が そよぐ風にゆらゆら揺らいで 僕はそっと泳ぐのさ 空をそっと泳ぐのさ いろいろなことを思い出した 例えば君のすねた顔とか わがままな君の理屈さえも 今となってはただ愛しくて なんかちょっと寂しいな けど悲しくはないよ 君の泣き顔を久しぶりに見て 思い出すのさ 君の口ずさむ懐かしいメロディや その声を滲む空に 人は何故かそれを忌み嫌う 誰もが行き着くと知りながら いつかは形を失うのさ わかりきったことを歌うけど 僕らきっといつの日か 何にもわかんなくなる 空に浮かんだ白い雲さえも 忘れてくのさ 君の口ずさむ懐かしいメロディや その声も忘れてくのさ 口から魂が抜け出して 僕はふわふわ空に浮かぶの 水たまりの中の青空が そよぐ風にゆらゆら揺らいで