Track bypavilion
白肌は張りを覚えて 木枯らしが牛を仕舞う 地面から少し離れて西日の待つ方へ 寒さに触れ 確かめ合う やめないで 靄のかかった視界はそのままでいい 鳥たちが鳴いてるよ 気づいたら森の奥までいこう 細道はさらに狭まり 小枝が耳を引っ掻く どこへ着くかは誰もわからない 残照はいなくなる 暗がりと上手く付き合えるかな 泣かないで 崩れかかったその足を繋ぎ止めて 鳥たちが鳴いてるよ ゆるやかに森の奥まで行こう