忘れていたことを かき集め積み上げた 散らかった夢の隙間 覗く涙のかけら 焦らなくていいよ 逃げていくのは寿命だけ 間違いだらけの 高層ビル蹴飛ばして夜空へ飛び込む 愛していた過去さえもくしゃくしゃ に丸めて 放り投げてしまった ないまぜの優しさを手放せないまま 吐き出した、花火のように 不器用なこの指で 何ができるのかを 儚い命の歌は 標高3cmで潰えた 不確かな世界で 不確かな人生で 不確かな僕らは とうに支え合うべきだったんだよ 忘れていたことを 束にしてばら撒いて 君が見つけたんだ 隠れてた僕の宝物 誰のため?何のため?暗がりだってさ その手を差し伸べてくれた 紛れもなく君のおかげで 僕は愛に近づいたんだ 不器用なこの声で 夜を全部抱きしめて 希望と光の列車が 秒速3cmで動いた 君はどう思う? 塗り替えられるかな できると思うよ 僕も一緒だよ 不確かな世界で 不確かな人生で 不似合いな僕らは 支え合うために出会っていたんだよ