織姫と彦星が輝く季節 この町にひとり来てしまうんだ 君に会えるはずないのに 誤解を解けなかった あの日を後悔している 過去に囚われ過ぎてて ちっとも変われない ちっとも進めないよ 大きな笹の葉に願いを 今年も吊るしに来たよ 「君にまた会えますように」なんて もう書けないけど 君が元気でいてくれればいいなって 似たような言葉で隠し 今日だけは君を想いながら 空に歌う あの頃ふたりで座った場所は今も 僕の隣は空けてしまうんだ 君が来るはずないのに 思い出せなくなる日なんて 来ない気がしてる 忘れられないけれど 思い出せないような遠い記憶の中に 大きな笹の葉に願いを 今年も吊るし来たよ 「君とまた会えますように」 なんて書けないけど この歌さえもいつか 君に届きますように そう願いを込めて今日も空に歌う ふたりで飲んだお決まりの雪印 コーヒー 君に向けて歌ったゆずの“女神” アポロビルの屋上も 駅の改札口も 一度だけ抱きしめれた 小さな命も 何ひとつ 忘れてないよ 笑顔もその声も どうか幸せに生きていて どうか忘れて生きていて