振り返ればいつも そこにいた 遠い 懐かしい記憶 目を閉じれば ほら 笑っていた ふいに 涙が零れる 移り変わり行く 時間があふれ出す 未来を見失い 現実(いま)さえ解らずに 真っ白な想いが ばらばらに降り注ぐ 何より大切なもの 白く染まる空は あたりまえの日々 現在も映し出している姿を 夢の中でしか逢えなくて 君が還るべき場所は 過去へと消えた… 失くしたくはないと 気付いた 重ねる 孤独を感じて 君の声が響く 過去へと 僕は 光をたずさえ 巡り巡り行く 記憶は鮮やかに 君は覚えてる? この手のぬくもりを 真っ白な吐息が ゆらゆらと舞い上がる 何より大切なこと 全て終わる時が 滲んでは消える 『いつかまた逢えるね』と誓った 永遠の中で 別れを告げた 僕が還るべき場所は ここしかないと 白く染まる空は あたりまえの日々 現在も映し出している姿を 夢の中でしか逢えなくて 君が還るべき場所は − 彼方へと − 夢は 滲んでは消える ”もういちど生まれ 逢える”と願った 永遠の中で 別れを告げる 君は微笑みながら 『またね』と消えた…