事後に煙草を吸う私を 抱き締め待っている貴方に 感じる愛情と少しの罪悪 煙が香る右手を取って 最後の唇を交わした 柔らかい髪をそっと撫で 無言の別れに微笑む 一度もなかった 確かな愛の言葉 世界に嫌われた二人の恋 最後に欲だけ向けてくれない そんな貴方を愛せたこと こんなにも哀しい、 こんなにも美しい 誰かが指を差し笑った私のことを 貴方だけは抱き締めてくれたの もっと上手に生きられたら こんなものと引替えに貴方を、 一度もなかった 確かな愛の言葉 世界に嫌われた二人の恋 来世は生きようね、二人で こんな私でいいのなら 白い煙が揺れる、赤い火種が落ちる