足元で蠢く影が浅すぎた眠りを 覚ます 味も色もない時間が音もなく 溶けてゆく あの時の赤い光が私を時々惑わすよ どうせ祈っても叶わないのだから 日陰に漂う煙のようだった ちょっとくらい喜んでみよう ただ晴れた空の彼方に光を見出す さあ雨だ 胸の痛みをただ洗い流す また朝だ 夢の最中で悲しみに暮れる ああ夜は息を潜めて私を見つめる 目の前で蠢く影は落ち着いた 暮らしを壊す 詫びも寂びもない季節が音を立て 流れゆく あの時の甘い記憶が 私を時々狂わすよ どうせ願っても変わらないのだから ただ朝は夢の最中で未来に怯える ただ夜は息を潜めて私を見つめる ただ晴れた空の彼方に光を見出す さあ雨だ胸の痛みをただ洗い流す あの時の赤い光は私を時々惑わす 味も色もない時間は音もなく 溶けてゆく あの時の甘い記憶は私を時々狂わす 味も色もない時間がたまらなく 愛しいよ
