君のポッケに入れた丸いクッキー 何度もポッケ叩いたら 何枚でも増えていくよって君が笑う まるで嘘つきみたいに笑う君 「種も仕掛けもございません!」 まるで魔法みたいな君の秘密 教えて 放課後の理科室で怪しげに光るフラ スコ ねえねえ今日はどんな魔法を 君は僕にかけてるの? チクタク針のリズムに乗って僕ら踊 りだす 突然我に返った僕らゲラゲラ笑い出 す これが君の秘密のサイエンス ゆる~くだらだら毎日過ぎていって 気がつくと君のことばっか考えてる 「水兵 リーベ 僕の船」みたいに 勉強してても ご飯食べてても 1日中君のことばっかばっか まるで昨日の事が嘘みたいだ 街もなんだか土砂降りで 君もなんか浮かない顔してるよ 放課後の校庭で君が空に何か投げた ら だんだん空が晴れてって 夕日が僕らを照らしだす ジャブジャブ水たまりで跳ねて僕ら 遊んでる チラチラ僕を見ながら君は笑ってる 僕は君の実験台さ 広い広いこの世界のどこかで 誰かが何かを実験をしていて 誰も見たことがない 食べたことがない 甘い甘いお菓子を作っているのかも チクタク針のリズムに乗って僕ら踊 りだす けんけんぱしていつも時間を持て余 してる ジャブジャブ水たまりで跳ねて僕ら 遊んでる ケラケラいつも僕を見て君は笑って る 君は僕だけのサイエンティスト