ドキドキしていること 気づかれてしまったかな 「怖いのはみんな一緒さ」 隣で君が笑う 捨てるものも拾うものも何にもなかった 退屈な日々に手を振り 「また明日」と嘘ついて 抱き上げた猫のぬくもりで 全てを許された気がした たとえば世界が回るのをやめても 君のために踊ってみせるよ キラキラきらめく夜 すべてを失っても 平気な顔できっと 明日も君は笑う いつも通りの朝と うららかな声と 魔法のような言葉で 今 始まりを告げたなら 君の手を離さないように やわらかな力を手に入れよう たとえばどこにもたどり着けなくても 振り向けば二人走ってきた道 遠く 遠く 続く 遠く 君の手を離さないように やわらかな力を手に入れよう たとえば世界が回るのをやめても 僕のために踊ってみせて その手を差しのべて 笑ってみせて お願い