旅の途中になって それを無意味と思えば 夢の続きは今日が終点みたいだ 揺れる灯火だって いつか消えると知って それに必死になって 大事なものを落とした 鞄の中は着実に 欺瞞ばかりが増えてきて 僕たちは言葉以上の存在を失った 奈落の底で 声を待つ銃創 正解も間違いも あなたのものだ それを誰が問う 権限さえない 感傷も迷いも 堂々背負ったっていい それがあなたの光だから それがあなたの証だから 暮れる部屋の隅っこ 口を閉ざせば迷子 旅は仕舞いになって 僕ら空白だった 腹を空かせたかのように 嘘をただ貪ってきて 僕たちは言葉以上の存在を失った 声にするほど 脈を打つ心臓 大層な願いも 僕らなりなんだ それを誰が奪う 理由なんてない 散々な昨日に 胸張って言うんだ 喉が裂けるまで 正解も間違いも あなたのものだ それを誰が問う 権限さえない 感傷も迷いも 堂々背負ったっていい それがあなたの光だから それがあなたの証だから その震える命こそあなたの光だ その震える命こそあなたの証だ