最後に見た表情すら 忘れてしまった 忘れたかった 何が残っているというのだ 何が残っているというのだ 記憶は確かじゃないけど 気持ちはどうしようもないほど 過去に少しよりかかっては これではダメだと振り返るのだ 触る事さえ気がひけた 気を緩ませたら 泣いてしまった 何が残っているというのだ 何が残っているというのだ 好意を引きずり回して 痕がついた身体を笑って 覗いた貴方は顔色ひとつ変えず 潔白を押し付ける 病気を気取ったあたしは はさみで自分を傷つけたよ 貴方は何にも悪くない 深く切りつけた後悔と最後の懺悔