Track by日向文
細くて美しい 列を乱さないその糸に 君は囚われている 逃れられない 逃げ方もしらない 雨粒が光って綺麗なのは一瞬だけ 縦回転に抗えない 逃れられない 逃げ方を知らない 震える腕でやけに光る 固く強いと疑わない どうにかなってしまいそうな 空気に流されて ここまできたのだろう 狂いそうな程 求めたのは 懐かしい手のぬくもり 失ってから気づくなんて ばかだな 本当にばかだな 震える足でこんな大地を 踏みつけるのはやめなよ なんの涙かさえわからない 私の頬を流れるのは 君の腕の力が強いせいか