もしも世界が 二人だけなら このままずっとずっと 揺られていたい ドアは開いても すぐに閉まるの 行先は知らない 夢の電車 人はみな 旅をして 人はみな 恋をして 傷つくことは 必然なのだと 傷つくことは 美しいのだと あなただけに さす光を 見つめていたい あなただけに さす光を 感じていたい もう少しだけ 次の駅に止まるまでは もしも世界が 一夜だけなら このままずっとずっと 抱かれていたい もう何もかも 忘れてしまって 名前さえいらない 溶けてゆくの 人はみな 臆病で 人はみな 不器用で 傷つくことは 必然なのだと 傷つくことは 美しいのだと わたしだけに さす光を 見つめてほしい わたしだけに さす光を 愛してほしい もう少しだけ この夢が終わるまでは 人はみな 旅をして 人はみな 恋をする あなただけに さす光を 見つめていたい あなただけに さす光を 感じていたい もう少しだけ…