青が青であることが 白が白であることが 今日が今日であることが こんなに尊いことだなんて 空が空であることが 夢が夢であることが 人が人であることが こんなに美しいことだなんて ああ 日常が特別で、 特別が日常で。 一人だって一人だって 独りじゃないから あなたへとこの声が届く限り 世界なんて 未来なんてひとつじゃないから わたしは詠い続けるよ アリウムの花のように いつの間にか芽吹いてた どこでもないこの場所で 誰かじゃないこの指で 触れてみたいななんてそんなdesire ああ 小さくて大きくて、 儚くて愛しくて。 涙だって笑顔だっていつかは時間が どこかへと連れ 去ってしまうのならば 心なんて願いなんて必要ないかな それでも 一人だって一人だって 独りじゃないから あなたへとこの声が届く限り 世界なんて 未来なんてひとつじゃないから わたしは詠い続けるよ 光を信じ続けるよ アリウムの花のように