透明な肌に 光が揺蕩う 到底戻れない 雨雲から ここまできた道の 行き先なんて上の空だった 奇跡に触れたのはこの身体 何色に染まっていくのだろう 虹のあと先に 架かる七色その全てが 私の身体に溶けて キラキラ息をしてる まるで嫌いだったあの空を 掻き消すように 折れた光の束が 私を見せる唯一つの色 重ねた肌は 私に魅せる千紫万紅の彩り 雲ひとつない空が綺麗なんて 誰が決めたのだろう 屈折しては嘘に変わる それが答えでも 万雷の声を したためた願いだ 万感の想いを 忘る事の出来ぬ傷も 虹のあと先に 架かる七色その全てが あなたの身体に溶けて ひらひら息をしていた 色眼鏡越しの空を教え合おうよ (教えて) 虹のあと先に 走る 走る 過去の痛みも全部 点と点の延長線 透明な体は 小さく揺れる一輪の蕾と 寄り添うように生きている 走る 走る 花を咲かすように 地平をなぞる 柔らかい粒になって いつかの君を讃えてみせるから 届く日々はきっと雨
