見飽きたはずのこの景色が 知らない場所に見える ここが雑踏に埋もれても あなたの声はわかる 言葉はなんて便利で そして時にはなんて不便だろう 思ってもいない事も 心の中に刻まれる だけど私の中で 溢れるこの気持ちは 言葉だけじゃ繋げない あなたが手を伸ばす時 踏み出した足震えて 全てから逃げるはずが 今は終わりから逃れたい わからないままでいいから 諦めずに歩くから せめて最後に一度 あなただけの声を 声を聴かせて 3億ユーロの宝石でも 昨日の夜は買えない あなたと出会った日々を 全て消し去る事が出来たら いっそ変えれないほど 壊れそうな感情の 霧の中で眠りたい 紐が解ける また薄れていく 欠けて欠けて 誘われたみたいに 声にならない想いで 気付いたらもう遠くで 溶けるように消えてく 私の声はそこに届かない 止まらない歌に乗せて 何度でも呼び続ける 鍵の開かない部屋で あなたの全てに抱かれてたい わからないままでいいから どこまででも歩くから せめて最後に一度 あなただけの声を 声を聴かせて