ふと気がつくと この星にいた 生まれたときに ダイナマイトを 身体に巻かれ 火をつけられて せいぜい頑張れと 神に見離された 親も教師も デタラメばかり 誰の言葉も 信じられずに どこに行っても 居場所など無く ずっと俺は一人 孤独な部外者で 骨まで透けて見えるような 薄っぺらい安い言葉の つぎはぎだらけの世界だが ロックンロールだけが 俺の全てなんだ 美しい夢 見せてくれた このギターを 導火線の火が燃え尽きる その日まで 鳴らし続けるのだ 歌い続けるのだ スピッツみたいに優しく 銀杏BOYZみたいに切ない歌を ニルヴァーナみたいに命を燃やして 最期はバッドエンドだろう 初めから そうなることは 分かってたし もうそれでいい その前にせめて少しでも 君に愛を 愛を伝えさせて 喉が裂ける前に 導火線の火が燃え尽きる その日まで 鳴らし続けるのだ 歌い続けるのだ