吹き消された蝋燭に 立ちこめる煙を見てる 火がもう一度灯ると 待ち続ける夜の子供たちのように ロウは溶けて雨になって海に還る 離さないで 離さないで 離さないで繋いだ手を 離さないで 離さないでずっと 君の腕で眠りたいだけ 君の描く理想の中に 私がいればいいのにな 中途半端な君だけど あの言葉は本音であるならばいいな 願うのは それだけで 君が生きてるだけで 君の髪が伸びるだけで 余喘を保った人間が この世にいたこと 砂塵程度の記憶を抱きしめて寝る 私が君の中の東京でありますように 離さないで 離さないで 離さないで繋いだこころ 離さないで 離さないでずっと 君が思い出になる前に