赤い閃光、黒を走って 辺りをそっと巻き込んだ 遠い過去にも見たかのような、 そんな気だってしなくはないんだ 日の沈んだ道を歩いて 振り返ることもしなくて 闇に消えた記憶のかけら 探すのをやめないで 無重力で舞い上がって 全て忘れようとした とらえようのない焦燥が 僕らを連れ出していく 全て持っていこうとして その腕からこぼした ふたりを待つフレアの影へ 鮮紅が全てを包んで 手の平で世界を鳥瞰 際限のない生命の火を 吹き消してみたいと思った 繰り返す淡い妄想 あてもなく行ったり来たり 先の見えない道の終わりに 得るのは何なんだって 無重力で舞い上がって 全て忘れようとした とらえようのない焦燥が 僕らを連れ出していく 全て持っていこうとして その腕からこぼした ふたりを待つフレアの影へ 無重力で舞い上がって 全て忘れようとした とらえようのない焦燥が 僕らを連れ出していく 全て持っていこうとして その腕からこぼした ふたりを待つフレアの影へ