透明色の鈍い感情が 私の中を漂った 空洞の心を伏せながら どうにでもなるさと息をつき どうにもならないと分かって またひとつため息をついた 正しいのか分からなかった 私の空は暗くなった いっそ考えるのをやめた 想像さえ出来ていなかった 君のいない日常は 確かに自由だった 君の顔も声も忘れてしまった また考え繰り返した 辛い過去も傷も残して去った 君のいない夜の街の色は 私は変わるの? 後悔さえ分からなかった 君との時間は不可もなく 鉛のような日々を繋いだ ふとした心に君の 優しさと温かさだけが 確かに残ってた 君の… 顔も声も忘れられたら この景色も変わるかな ふと気づけば涙零してしまった 戻れないのなら 君の顔も声も忘れたかった もう涙は流さないよ 過去も傷も全部越えていくから 私はここで生まれ変われるの 私が変わるの