見飽きた街並みが 目に映る毎日で だんだん退屈に 茫然と日々過ごしてた 窓を開いて外眺めてたら 息が詰まって急いで隠れてた 見慣れた景色の中 君の髪が揺れて モノクロのこの世界を 潤してくれた 高らかに声上げて 色付いた道行くと 慣れた様な手つきで 君は手招きをする 風が運んでくる髪の香りが からっぽのはずの鞄を重たくさせた 君を想うほどに 夜が長くなって 切なさ抱きしめて うずくまってた Ah 遠くへと 離れてく 好きだよと 言えないままで 「きっとまた会える」って 笑いながら君は うつむく僕にそっと キスしてくれた 見慣れた景色の中 君の髪が揺れて モノクロのこの世界を 潤してくれた