静かな晴れた夜 踏み切りに僕は捕まって 君から貰った マフラーを確かめるんだ 賑やかに過ぎる 電車の窓から零れだす 明かりが君を 連れ去ってゆく 降り出した粉雪は この僕と同じで 積もらず 残らずに すぐに溶けてしまいました 冷たい僕の頬 欲張りたくはないけど 君から触れてみて 凍えた身体を 暖めようとしたけれど ストーブの炎さえ 冷たく燃えて消えた 想像を生きる 僕は服も髪も違って ただ綺麗な 君に降る雪になりたかった 降り出した粉雪が 君に積もるには 何年 何十年 降り続ければいけないの 君がね 思うほど 強くはないから 君から触れてみて 本当の君を確かめさせて Oh oh oh Oh oh 君のために 君のために