寄せては返すゆりかごの様に揺れて いた なくしたものを数えてはまた何か探 した 生きてくことはまるで星を掴む様な こと 追えばそれだけ遠ざかる純粋の様な もの 変わる景色に追われても日が落ちれ ば夜になる いつか君と見た星はきっとこの夜の どこかにある 星を掴むような話をもっとしてよ 空っぽの夜空が私で星が君なんだ 寄せては返す波の様に不安定な世界 を 雲に隠れた月だけを目印に歩いた 変わる景色に飲まれても手を伸ばせ ば君がいる 生命に意味が無くても訪れる明日に また生かされる 星を掴むような話をもっとしてよ 寂しさも不安も忘れることしか出来 ないから 星を眺めるふたり 明日は遠い先のこと 何ひとつ怖くないよ この夜が終わるまでは 星を掴むような話をもっとしてよ 生きることは光だと私に教えてよ 星を眺めるふたり 終わりは誰も知らないこと 何ひとつ怖くないよ その時が来るまでは