君は言い切るだろう 僕のそれについて 君は正しいんだろう 僕はどうなんだろう? いずれ知りうるだろう イナズマに裂かれては 傷口を縫うだろう さもなくば病めるだろう ごまかしと まやかしに 仕返しを1つ 扉さえ開けたまま 不愉快も1つ 禊はちぎれ落ちて 君は望んでるだろう それでも眺めている 再びなどないから 囲いに揺さぶられて 面影もおぼろげで くたびれた摩天楼 災いを喰い止めて 君は追いつくだろう あの日見た山岳に きりきり音をたてて 僕は彷徨うだろう 膨れては弾けては あやふやな矛先へ 僕を突き出すだろう 掻き乱し もがくだろう なげやりと あきらめと どこか似た怖さ 燻り出す 留まらぬ 追憶に噎せて 僕のいたらぬとこを 君は問いただすだろう それでも時は進み 青さを笑うだろう 救いなどあるものか 戻されぬ時の弧へ 雷鳴をかんざしに 飽和を殴りつけて からくりに彷徨えば 憐れみと翻し 砕いてはほどいては たいまつを たずさえて