止まっているのは時計じゃなくて こころのなか 誰も触れない 触れられない ただそれだけ この脚はもう 1人ではすすめない こんなにも弱かったのか こんなことで立ち上がれない だからどうか 生きている証をここで見せてくれよ 名前などいらないから ただ君を 朝の寒さも 遠くで鳴いている鳥の声も 幻みたく消えてしまった 脆いこの身体を守るためだと わかっていても もどかしくて この痛みを知らずにいたら 気づけなかった残酷さで 生きている私をどうか掴んでいて 君がいてくれるだけで ああ今が 生きている証をここで見せてくれよ 名前などいらないから ただ君を 今もここで 息づいている わたしのことを