客はまばらなナスティ・ハウス 音楽は話を遮る程響き グラスの酒を飲み干すと 店員は異国の言葉で 旧い友達のように すぐに次の一杯を勧める ようやく見つけたナスティ・ハウス お前との話はとっくに尽きてるし グラスは空のまんまだし バーカウンターの男が 大事な人にかけないようにと 吐いたタバコの煙は 僕らのところへやってくるんだ ナスティ・ハウス 踊らなくたっていいのさbabe ナスティ・ハウス 面白いことだけ笑えばいいのさ ナスティ・ハウス 最終便が行ったあたりで 客はまた 1 人と帰路についてく 陽気だった店員は 僕らの方を「帰らないのかい?」 という目でみる これが本当の話か はたまた本当に在ったのか 教えてやる必要はないだろう 僕らの声だけナスティ・ハウス 音楽はただ響いてるだけ ポスターだけが揺れている もう一度行ってみたってさ 旧い友達かのように そんなに上手に ゆくもんじゃないだろう ナスティ・ハウス 似たような場所はいくつもあった ナスティ・ハウス これからもたくさんあるだろうけど ナスティ・ハウス 終わりは僕らが見た朝焼けのよう 話したいことがなくなって からの方が長く ナスティ・ハウス