まだあの言葉を覚えている 季節が巡れば花は咲く 吐く息が少し白くなる頃に また君を思い出だした イヤホンから流れる あの頃のプレイリスト 不意に涙が出る 泣きたい夜には泣けなかったのに どうしたって戻れない時も 不安が溢れて眠れない夜も 君がいるただそれだけで 明日は笑える様な気がしていた また君の事を思い出す 浮かんでは消える泡の様に 秋の風が不意に僕の背中を押す 今すぐ会いたかった お互いの未来を語った日々も 寒い夜裸で眠った時も 終電を逃して走った日々も全部 君がかけていた魔法だったんだ まだ君の事を覚えてる 浮かんでは消える泡の様に 記憶が巡って弾けてく 魔法が解けてしまわぬ様に まだあの言葉を覚えている 季節が巡れば花は咲く 吐く息が少し白くなる頃に また君を思い出だした まだ僕は覚えている