開けたカランの先 溢れて飛び出した夢 両手で飲み干しても 掬いきれなくて 自分勝手に見てたなら 何だってドラマティックで のぼせた熱の夜に 声を 声を あげた 空高く 積もる雲の向こうに きっと 近づいてくる あの日の彗星を描いて 言葉にならない 本当の願い事ばかり 響く足音 紡ぐ妄想さえ 追い風に どこまでも速く 時は疾るけれど 叶えたい明日で乾く喉を 繰り返しても 繰り返しても これから世界とか 何かが変わるとして 笑いあい歌った日々は いつでも甦る 街並みに切り取られた 幻影は箱に詰めて 新しい瞬きを 強く 強く 浴びよう 目が眩む 夜の遥か彼方に きっと 手を伸ばしたら いつでも回り始める 君だけの欠片 凍りつく土の中 力に気づかなかった ひとつひとつ 叶えていたこと 世界へ繋がる 歌声を届けて この手に溢れる 飛沫は望むものばかり 躍る指先 示す存在なら 誰のため いつまでも熱く 心があるように 掴みたい明日を飲み干し続け また 繰り返して 繰り返しても ずっとずっと 願い求め ありのままでいられるように