いつからか頭に染み着いた 常識や価値観に サヨナラできやせずに 歳だけとって大人になって 枯れた空見上げてる 見慣れた駅の改札 時が止まってるみたいな感覚 ゴミに出された古いヴァイナル 取り残されていく 白髪の数を数えて シワが増えても 君は変わらん心でいて 君でいて フラッピーボーイ もう一回だけ 聴かせてほしいよ あの山を越えて 鼓膜を破って フラッピーボーイ もう一回だけ 見せてほしいよ 壊れた笑顔で 笑ってよ少年 目覚める度に忘れていくんだ 喜怒やら哀楽を 転がる蓋が消えて 溢れたサイダー しだらがないや 擦る目が赤くなる 赤子が上げた声と 知らぬ誰かが沈む鉄道 忘れ去られる時の片隅 取り残されていく 夏草揺れる東京 今も変わらずに続く戦争 どこへいくの どこまでいくの Oh フラッピーボーイ もう一回だけ 聴かせてほしいよ あの海を越えて 鼓膜を破って フラッピーボーイ もう一回だけ 見せてほしいよ やつれた笑顔で 笑ってよ少年 フラッピーボーイ もう一回だけ 聴かせてほしいよ あの村を越えて あの街を越えて フラッピーボーイ フラッピーボーイ 見せてほしいよ もうぶち壊して 何もかも全て フラッピーボーイ もう一回だけ 聴かせてほしいよ あの山を越えて 鼓膜を破って フラッピーボーイ もう一回だけ 見せてほしいよ 壊れた笑顔で 笑ってよ少年