目が覚めて夢の中 まるで脱ぎ捨てられたシャツの様に 草臥れた感情で 殺されそうな人波を 避けて帰れば真っ暗とサドンデス 街灯を辿って迷わない様に 消えゆく日々に残した夢 閉じた眼に映る微かな光 繋がる道に続く明日 手を伸ばした空へ 部屋の隅にこびり付くカビの様に 真っ黒な指で毎日をなぞって 今まで何千何万人通った道 知り尽くされた路地裏さえも でもまだ此処にいたいだけ 見えない魔法にかけられて 絡まる糸を解く様に 鳥籠の外へ翼広げ 立ち塞ぐ壁を越えた今日 手を伸ばした空へ 幻みたいに映る世界 夢の狭間で君に会いたい あの星みたいに浮かぶ願い 一つ叶えてから眠りたい 半透明な未来に慎重 気付けば新章(Let's go!) 夜行性の物語はきっと 続くよずっといつまでも 消えゆく日々に残した夢 閉じた眼に映る微かな光 繋がる道に続く明日 手を伸ばした空へ まだ眠れない夢の中 足早に過ぎるから ほらまた誰か眠りにつく 頃に少しでも先へ行こう 不安定な足並みを 揃えたら加速する音が 行く末を照らし出す程に 眠れない夢の中へと