⽣まれ変われたら 世間話でも またどこかで会えたら 昔話でもしよう ほんとの顔や⼼は知らないけれど あの時の僕らには 必要なんてなかった ひとつ僕が君のことを 知ってしまうたびに ふたつ君は思い出して 傷ついていたんだね 少し前に僕らが聴いた君の歌う声 ふと思ったんだ 歌う君が なんだか悲しそうで 僕らに理由なんかいらないよ 君がいなくても 僕らは変わらず いつも通りに笑っているよ でもまた君の気が変わる いつかその時には 嗄れた歌声でいいから また君の唄を聴かせて ⽣まれ変わったら 何者になるだろう またどこかで会えても 君だって気づけるのかな でもそれだとあの⽇の 涙の意味がさ あの時の僕らなら きっと望みはしないでしょう ひとつ僕が君のことを 守ろうとするたびに ふたつ君は「やるせない」 と孤独に戦ってたんだね 少し前に僕らが聴いた君の笑い声 ふと思ったんだ 笑う声が なんだか悲しそうで 君には理由なんていらないの? 僕らがいなくとも 君は変わらずいつも 通りに笑ってるんだね でもまた君の気が沈む いつかその時には か細い歌声でいいから また君の唄を歌ってよ ⾺⿅みたいにふざけてる君が 好きだった でも意外と優しく笑う君は 素敵だった 儚く消えそうに歌う君が ⼤好きだった ただ僕らの側にいた君が 愛おしかった ⽣まれ変われたら 世間話でも またどこかで会えたら 昔話でもしよう また君と出会えたら 僕は気づけるかな その時には僕らに また君の唄を聴かせて