微熱

歌詞

知らない街の日差し 絡まり合った路線の数 やけに落ち着かなくて 情けなさだけを切り取った イヤホンを越す電車の足音 映り込んでは消える高いビル 思うしかなかった大丈夫、も 進むために棄てていく これでいいのだ これでいいのだ 熱狂していた爆音の夜 日々の惰性を言葉にした 空が薄暗くなり始めてきた まだ体には熱が残っていて 少しの気だるさと黒い気持ちだけ、 それだけ乗せて走らせる車の中には 心地よい風だけ なんの疑いもなく吹くのだ 知らない街の暗闇 ここには誰もいないんだな あの日殺した声は もう二度とここには戻ってこない イヤホンを越す不安の足音 日々の惰性を歌にした 傷付けた私に許されたい 光を拾いに帰る これでいいのだ、これでいいのだ 生活の中に巻き散らかした 救いの言葉は大事に取っておこう 空が薄暗くなり始めてきた まだ体には熱が残っていて 少しの気だるさと黒い気持ちだけ、 それだけ乗せて走らせる車の中には 心地よい風だけ なんの疑いもなく吹くのだ ふくのだ ふくのだ