春の香りが君を包み込む 暖かい風が吹き抜けていく 後ろ姿だけが遠く遠くの方へ もう「またね」と告げるの? もう少し居たいよ いつものあの歌口ずさんではまた 涙を流して思い出す ずっと隣にいるんだと 思っていたのにどうしてなの? 離れないでよ 離れないでよ あの日にはもう二度と戻れないの? あの涙さえあの笑顔さえも 僕の宝物だったのに いつもの通学路待ち合わせ場所も 今ではただの景色へと あの日交わした約束 君は今でも覚えていますか? 離れないでよ 離れないでよ 忘れたいのに思い出し泣き叫び 君への想いこの風に乗せ さよならするよ 桜舞い散るこの季節に そっと微笑む君に逢い時を過ごし 分かっているんだよでもそれでも 君の隣にいたい この季節越え今君の元へ この先も君のこと守りたい あの空へと叫び続けた いつまでもあなたといられますよう に。