きみの神様 きな臭くて 泥の香りが鼻に刺さるんだ そんな月の欠片 水にぷかぷか浮いていた ぼくの神様 暖かくて フクロウだらけ そんな庭園で きみはそんな僕の事 抱きしめてくれたんだ だけれどぼくは弱いからか ナイフ刺した 苦さだけが残るぼくら 小さじひとつの甘さでは 足りない事も分かってる だけれどこれがぼくの全部 ごめんね 36度2分の体温 それじゃ溶かせないことさえ もちろん分かってはいるよ それすら今は手遅れなんだ 日差しが肌を焼いてく 盲目のままで恋したら 傷だらけだ 雨が止まないこの惑星で きみはずっと怯えていた 決して怖くはないよ ぼくが手を伸ばしても 払った 36度2分の体温 それじゃ溶かせないことさえ もちろん分かってはいるよ それすら今は手遅れなんだ あの日がぼくを焼いてく
