コバルト・ブルーの祝福を、 解くような朝焼けのなかで。 二人でした。 二人でした。 二人でした。 二人でした。 もう、さよならか。 既に散っていた、 数えきれない僕の花びらを抱えて。 窓辺、君に会えないのに降らす。 夏の排気管、芳しい。 理科室よりも空洞なわたし。 すべてを知った気になって 笑うきみ。 愛してた全部が全部、 どうでもいいよ。 ワンルームに世界の終わり。 触れられないとか簡単に 言えない 言えない 言えない エンディングロールの 端々にひかった 君の名前。 (呼ばせて。) 「ここでカット」って言われたって もう、誤読に近くて猛毒な、 台詞だと気づいた。 リスカ痕が疼いた。
