(撃ち方用意。) 集合。音波系ファイル、フォルダ。 バック・ボーンに吸い付く半端な ドップラー。 僕ら、 実存の零から始まる 寒波のモンスター。 迂回路を探す赤色の高周波。 (寝てろ。) 変電所育ちの音符たち。 コンピュータ通して伝わったラヴ。 期待も不安もそりゃまあ 高まるだろ。 こんだけ鳴らしてりゃ割れて砕ける アンプ。 高速回線、ネットの根っこを刷新。 磁場、ほら、今、 シラとハンドルを切って ギアチェンジ。 期待値、次の一発で仕留める。 ニュートラルに 入れてりゃあどうにかなるって。 そんな発想で 乗っちゃあつまんないよ! せっかくのトラックレース、 初心者マークは剥がしといて! 脳内再生不可能な音楽を 鳴らしといて。 冷える 骨の髄までぞんざいに扱ってくれ。 揺れる視界の裏から天国を覗いて。 (それは、 きっとぼくたちの思い出。) 包帯の上から抱きしめるような 感覚で。 突き抜ける錆びついた カッターの快楽で。 白いシーツより薄っぺらい"i love" で。 誰か一人でも愛せたらいいなって。 ずっと願っている、探している。
