通り過ぎる 車のライトが照らす 君の影が 濡れた舗道ににじんだ 最後の言葉が 今 君の唇離れて突きささる さよならの後で 君は背を向ける もう近づけない もう抱き締められない 君の淋しさと 見えないその傷が この胸ではなにも できなかった いつの間にか 離れてしまった心 いつの間にか すれ違ってた二人 こんなにそばにいるのに こんなにもう遠い女だから <♪> こんなにそばにいるのに こんなにもう遠い女(ひと)だから さよならの後で 君は背を向ける もう近づけない もう抱き締められない 君の淋しさと 埋め尽くせる人が この闇の向こうに 待っているんだね さよならの後で 君は背を向ける もう近づけない もう抱き締められない 都会の闇の中 まぎれて行く君を 言葉もないままに 見送るだけ