止まったような 見飽きた場面を 隣で眺めて閉じこもったまま 言い出せなかった言葉剥がれていく ありふれた今はもう過去になった 乾いたため息は ただ静かにすり抜けて 確かめて呼ぶ名前も 響いてるだけ 繋がらない 途切れる音 取り残されたその中で 伸ばしたこの腕はもう届かなくなる やわらかい風 触れながら ためらいなく忘れればいい ここから離れられない 壊れてく 感覚を覚えていて 終わりさえ見つけられないとしても 塞ぎ込む 寂しさは紛れていく 求めても苦しくなるから 求めても苦しいだけ 繋がらない 途切れる音 取り残されたその中で 伸ばしたこの腕はもう届かなくなる やわらかい風 触れながら ためらいなく忘れればいい ここから離れられないから 隠した記憶がいつかは消えても ここから離れられない いつかは消えても このまま動けない 取り残されたその中で 届かなくなる 止まったような 見飽きた場面を 1人で眺めて閉じこもったまま